マンションやアパートなど建物の角に位置する部屋を角部屋と呼びます。
賃貸物件を探す際、角部屋が良いイメージがありますが、知っておくべきデメリットもあります。
この記事では、良い面と悪い面をそれぞれご紹介しますので、お部屋探しの参考にしてください。
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賃貸物件の角部屋のメリット
マンションやアパートの端に位置する角部屋は、隣人との騒音トラブルを避けられるメリットがあります。
隣人と接するのが部屋の片側のみとなるため、他の部屋の生活音が聞こえずらく響きにくいです。
接地面が少ない分、自分の部屋の生活音が影響する部屋も少ないので、騒音トラブルのリスクを減らせます。
また、建物の角に位置するため、窓が2つ以上の方角についている物件が多いです。
窓が多く複数の面から日が入るため、日当たりがよく、部屋が明るくなります。
2方面から景色が見えるため、眺望が良く、解放感を感じられるのも角部屋ならではです。
風通しも良いため、洗濯物がよく乾いたり、お風呂にカビが生えにくかったりするのも良い点です。
さらに玄関前の廊下を通る人が少ないので、人の物音や足音が気にならないメリットもあります。
近頃はモノの配達以外にもさまざまな宅配サービスがあり、建物の共用部分には昼夜問わず、人が行き来します。
玄関近くに寝室があると、足音が気になって眠りにくいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
玄関前の人の往来が少ないと、気になる物音も少なくプライバシーも確保され、セキュリティの意識も高まります。
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賃貸物件の角部屋のデメリット
角部屋は他の部屋に比べて家賃が高くなる特徴があります。
数千円から1万円程度ですが、家賃があがってもメリットを感じられる部屋かどうか検討すると良いでしょう。
また各フロアの端に位置する2部屋のみとなるため、中部屋に比べて物件数が少ないです。
母数が少ないため、賃貸物件を探していてもなかなか見つからないデメリットがあります。
住んでからのデメリットとして、部屋の2面が外気に接するため、外の気温を感じやすい点があります。
夏は暑く冬は寒い傾向があり、空調を使う頻度が増えると、冷暖房の電気代が高くなるので注意しましょう。
冬には結露がでやすく、放置してカビが発生しないよう対策も必要となります。
1階の物件では窓から部屋の中が見えたり、ベランダにいると通行人が気になったりと中部屋よりプライバシーが損なわれる可能性があります。
防犯面でも空き巣などの対策を考えておいたほうが良いでしょう。
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まとめ
賃貸物件の角部屋は日当たりや風通しが良く、隣人との騒音問題リスクが少ない一方で、外気の影響を受けやすい特徴があります。
家賃や冷暖房の電気代は高くなりますが、それでも住んで感じるメリットが数多くありますので、ご自身に合う部屋か検討すると良いでしょう。
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