名古屋市中区へのお引越しを検討されている方は、周辺の災害リスクについて気になるのではないでしょうか。
とくに、過去の自然災害の被害状況や、現在の防災対策について知っておくことは、安全な住環境を選ぶうえで重要です。
そこで今回は、名古屋市中区における過去の災害被害と、現在想定されている災害リスクについて解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
中区の賃貸物件一覧へ進む
名古屋市中区の過去に発生した災害による被害について
名古屋市中区はこれまでに大きな自然災害を経験しており、1891年の濃尾地震、1959年の伊勢湾台風、2000年の東海豪雨などが代表的です。
濃尾地震は国内最大級の直下型地震で、市内では187人が亡くなり、801人が負傷しました。
当時のレンガ造りの建物も崩壊し、名古屋郵便電信局では死者6人、負傷者4人が発生しました。
また、大須観音周辺の北野新地や名古屋城でも大きな被害があり、地震の影響が広範囲に及んだことが分かります。
1959年の伊勢湾台風では、中区内で2人が亡くなり、負傷者は1,921人に達しました。
最大風速60m/sの暴風が吹き荒れ、多くの住宅が損壊しました。
また、高潮と豪雨が重なったことで、床上浸水4棟、床下浸水27棟の被害が発生し、市内各地で広範囲にわたる水害が起きました。
被災者の証言によると、台風通過後も復旧までの道のりは長く、多くの住民が生活に影響を受けたことがうかがえます。
これらの過去の災害から、中区においても地震や台風、豪雨によるリスクが存在することが分かります。
▼この記事も読まれています
名古屋市中区の住みやすさについて!家賃相場や利便性も解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
中区の賃貸物件一覧へ進む
名古屋市中区の災害リスクについて
名古屋市中区は熱田台地の上に位置し、比較的地盤が安定しているため、他の地域と比べると災害リスクは低いとされています。
しかし、過去の地震や台風、豪雨による被害が示す通り、決して無視できるものではありません。
とくに、今後30年以内に70~80%の確率で発生するとされる南海トラフ巨大地震では、中区でも強い揺れや液状化現象が発生する可能性があります。
また、集中豪雨や台風による洪水・内水氾濫のリスクもあり、名古屋市が公表するハザードマップによると、中区の一部低地では浸水の可能性が示されています。
さらに、高潮による浸水リスクも懸念されています。
愛知県が公表した高潮浸水想定区域図では、中区の一部地域が高潮の影響を受ける可能性があることが明らかになっています。
そのため、名古屋市では「なごやハザードマップ防災ガイドブック」を作成し、地震・洪水・高潮などの災害リスクや避難場所、備えの方法を紹介しています。
住民はこれらの情報を活用し、日頃からの備えを進めることが重要です。
災害発生時に適切な行動ができるよう、最新の防災情報を定期的に確認し、万全の準備を整えておきましょう。
▼この記事も読まれています
名古屋市千種区は住みやすい街?交通の利便性や特徴について解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
中区の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
名古屋市中区では、過去に濃尾地震や伊勢湾台風、東海豪雨などの災害が発生し、多くの建物や住民が被害を受けました。
現在も南海トラフ地震や集中豪雨、高潮による浸水のリスクがあり、十分な対策が求められます。
名古屋市中区へのお引越しを検討されている方は、災害リスクを理解し、適切な備えを進めることをおすすめします。
千種区今池の賃貸物件なら地域密着のみらいふ今池店がサポートいたします。
お客様のライフスタイルにあう、お部屋探しをサポートいたします。
初めての一人暮らし、女性の一人暮らしの方におすすめのエリアや物件を豊富にご紹介しておりますで、お気軽にご相談ください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
中区の賃貸物件一覧へ進む